シャープとフラットのおはなし

ドレミが読めるようになると、かなりの数の曲が演奏できるようになります。

授業の中では、時間の関係でたくさんの曲を演奏する機会は作るのは難しいのですが、ぜひ自分の趣味の時間にチャレンジしてみてください。


さて、授業で扱う曲の中には、ドレミだけは演奏できないものがあります。

そういう音には、音符に、ある記号がつけられています。どんなものかというと、

こちら。♯(シャープ)と♭(フラット)です。



これが楽譜に出てきたときは、「何やら音が変わるらしい」と覚えてください。



どう変わるかと言うと、例えば「ド」に♯がつくと・・・


今度は、シに♭をつけてみましょう・・・


お分かりですか??


※ピアノの場合、何もついていない音(この場合、「ド」や「シ」)の鍵盤から、一つ右隣の鍵盤を弾くのが♯一つ左隣の鍵盤を弾くのが♭になります。

その他の楽器(リコーダーやヴァイオリンなど)も、シャープやフラットがつくことで運指が変わります。


シャープやフラットをつけ忘れて演奏すると、聞きなれた音楽も何だかヘンテコな音楽になってしまいかっこ悪いので、演奏するときは楽譜をよーく見てください。


ドレミを読むのと合わせて、シャープやフラットがどこにあるのかも注目しながら練習しましょう。


Practice makes it perfect!